ニートの若者約3割は大学中退

 文部科学省によると年間におよそ6万人以上の若者が、大学を中退したり短大を中退をしていると言われています。そしてその多くが正社員として就職せずに、フリーターになったりニート化しています。そんな社会から孤立しやすい大学中退者を、どう支援していくかを考えるシンポジウムが栃木県庁で開かれました。

 

 ニート化している若者の約3割は大学中退をしていて、これまで大学中退をした若者の支援はほとんどなされてこなかったのが現実です。大学中退はこれまではあくまで個人の問題として考えられきたためで、それが正規の雇用に就かずにフリーター化したりニート化することがだんだんと社会問題になってきました。これはワーキングプアという言葉で表現されるように生活ギリギリの収入で暮らす若者が急増してきた背景には、大学中退をした若者の支援を本格的に行ってこなかったことが指摘されています。大学中退をした若者は就職したくても大卒でも高卒でもないため、求人があってもなかなか応募もままなりません。

 

 特に大手の企業は大卒の募集がほとんどで、高卒を募集している会社や企業でさえ大学中退者は敬遠しがちです。つまり大卒でもない高卒でもない大学中退者は、正社員としての雇用の道が閉ざされてしまうのです。親が勤める会社が倒産したりリストラに遭い、経済的な理由でする大学を中退する若者もいます。しかし大学で何を学ぶかを決めて、入学しなかった大学生にも問題がありそうです。


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