大学を中退して夢を追う…親の複雑な心境

大学を中退して夢を追う…親の複雑な心境

杉村太蔵 役者志望で大学中退息子持ち悩む母に「金出すな」

 

 今も昔も、役者とかミュージシャンとか、芸能界に憧れる人たちは多少なりとも学業を犠牲にしているような気がします。高校や大学、特に大学中退などは、芸能界に進もうと決心したら寧ろ当然の行動のようにさえ思えます。試しに芸能人の、特に舞台俳優出身の人たちのプロフィールを見てみますと、そうした事例を探すのは比較的簡単です。

 

 私が見たあるサイトではこうした例を奨励していますが、私も賛成です。熾烈な競争世界らしいですから、大学に行きながら演劇の勉強をしていて大成するかというと、なかなか難しいでしょうし、ましてや役者志望の者にとっては、稽古の文字しかもはや眼中からなくなってしまっているでしょう。それに、今しかない…とも思えます。自分の夢に向かって羽ばたけるチャンスは、大学時代を最後に、後はもうないのではと思うのです。大学を卒業してから、ゼロから夢をスタートさせるのは…ここでは特に芸能界入りということですが…どう考えても感心できません。

 

 さて、一念発起して大学を中退し、劇団に入団したとします。しかし三十歳も半ば近くにもなって、ましてや結婚までして、子供もできて、 ひと月十万円そこそこの給料しか稼げず、専ら奥さんの稼ぎで生活している…にもかかわらず夢は更に大きくなって…という状況には感心できません。やはり“勝負すべき時”が必要だと思うのです。だからこそ人に訴えかけることもできるのだと思うのです。限られた勝負すべき時の何処かで、才能さえあればきっと輝く時があると思うからです。運もあるでしょうが、運はあなた自身が連れてくるものです。ですから三十半ば…というのは一例ですが、“夢を追う時間”を自分の中で決めておくことが何より大切だと思うのです。


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